陶磁器フェアなどで見かける、内田皿山焼の魅力とは?
内田皿山焼とは、天草陶磁器(Wikipediaにリンクします)の1つ。
初代窯元の木山勝彦さんが、タコ壷などを焼いていた窯を引き取って工房を作り直そうとしていたところ、古い陶石を見つけた事がきっかけで発見された窯跡との事。
江戸時代に100年ほど続いたとされ、有田焼、波佐見焼等に次いで器では日本でも2番目に古い貴重な窯跡だといわれています。
歴史あるこの窯を再興すべく、木山勝彦さんは本格的に天草陶磁器への取組を決意、手法を再現。
その後、天草陶磁器の知名度を全国的にアピールし、2003年には「天草陶磁器」が国の経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されるまでになっています。
木山さんの熱意が伝わってきますね。
現在は、2代目木山健太郎さんが全国各地に天草陶磁器を広めるための活動を行っているとの事。(フェイスブックもやってますね)
作り方は、自ら地元で採掘する天草陶石や志岐粘土を使い、有田焼と同じ天草陶石を原料に使用。柞(いす)の木を自ら育てて柞灰(磁器の釉融剤に用いられます)を使用しているそうです。
材料はいいものを使っていますし、国の伝統的工芸品にも選ばれています。
これから価値があがるかも??なんて(^_^)
窯元の木山さんを応援しましょう☆